10.佐原御霊神社

1.神社誌

1.1.基本情報

名称　：御霊神社
所在　：横須賀市佐原1-16-1
創建　：伝1151(仁平元)年6月15日
祭神　：鎌倉権五郎景政
境内社：佐原谷神明社
祭日　：7月28日(神奈川県神社誌による)

1.２.由緒

1.２.1.境内案内より

　御霊神社は、平安時代後期の仁平元年（1151）6月15日創建と伝わる佐原の鎮守です。祭神は、鎌倉権五郎景政公。社殿には、景政公と佐原十郎義連公の木造像が鎮座します。
　平安時代の陸奥・出羽（東北地方）を舞台とした後三年の役で16歳の景政公は、鳥ノ海弥三郎に左の眼を射られ、矢を抜かず鳥ノ海を追い射ち落しました。その勇猛さは、古来稀であったために「御霊権現」として祭られました。佐原十郎義連公は、父の三浦大介義明公から佐原城主を命ぜられると、家臣に景政公の肖像画をかかげ励ましたといわれます。

1.２.21.神奈川県神社誌(P141)より

　仁平元年(一一五一)六月創建、後三年の役に従った景政公の忠誠を子孫に云伝える為に祀ったと云われる。『相模風土記稿』に村の鎮守、神像は木立像で村持とある。

1.3.境内社

1.4.境内風景

2.背景

2.1.地理

　参考のために同一範囲の地図および1960年代と2007年以降に撮影の航空写真を添付します。

2.2.歴史

2.２.1.新編相模風土記稿第五巻(P321)より

〇佐原村　〇御霊社　村の鎮守身体木立像、例祭六月十五日、村持下同

2.3.周辺の旧跡

3.引用文献

1.「地理院地図」　
2.「神奈川県神社誌」神奈川県神社庁昭和56年6月20日桜楓社
3.「新編相模風土記稿第五巻」蘆田伊人平成14年4月20日雄山閣

(2021年9月22日制作)