08.梶原御霊神社

1.神社誌

1.1.基本情報

名称　：御霊神社
所在　：鎌倉市梶原1-12-27
創建　：1190(建久元)年
祭神　：鎌倉権五郎景政
境内社：
祭日　：9月17日(古くは旧暦11月14日）

1.２.由緒

1.２.1.境内案内より

　御祭神景政は後冷泉天皇の御于永承壬辰年(一〇四五年頃)命に奉じて、源頼義と奥州に下向し安倍貞任・宗任と合戦大勝して帰る。天喜元年（一〇五二)時の人始めて鎌倉權五郎景政に御霊大権現の神号を奉り村岡村に奉斎せり
　後年鎌倉太夫景通梶原の邑に居を定め屋号を梶原と改む、建久元年(一一九〇年)九月梶原平蔵景時一宇を建て、景政の靈を祀り御靈社と尊称す。

1.２.2.神奈川県神社誌(P205)より

由緒沿革　社伝によれば建久元年（一一九〇）梶原　平三景時、景政公の霊を祀り御霊社と称した。
　『相模風土記』には鎌倉権五郎景政公夫婦の像と伝える木像二体を神体とし、傍に梶原平三景時の木像を置き等覚寺持とある。梶原平三景時の墓と伝える五輪塔など四基がやぐらの中にある。元指定村社で梶原区の氏神社である。

1.3.境内社

1.4.境内風景

2.背景

2.1.地理

　参考のために同一範囲の地図および1960年代と2007年以降に撮影の航空写真を添付します。

2.2.歴史

2.２.1.新編相模風土記稿第五巻(P168)より

〇梶原村　○御靈社　村鎭守とす鎌倉權五郎政景(ママ)が靈社なり、木像二躰を神躰とす　一は長一尺二寸餘、一は少しく小なり、景政夫婦の像なりと傅ふ、傍に梶原平三景時の木像　長一尺二寸、近世修造を加へしものなり、　を置く、例祭十一月十四日、等覚寺持下同、社傍の山麓に五輪塔五基並立り　高各二尺餘、　何人の碑なるを傳へず、

2.3.周辺の旧跡

3.引用文献

1.「地理院地図」　
2.「神奈川県神社誌」神奈川県神社庁昭和56年6月20日桜楓社
3.「新編武蔵風土記稿第五巻」蘆田伊人平成14年4月20日雄山閣

(2021年10月3日制作)