1.3.17_1.4.1.史跡概説１

1.史跡概説

　注：名称にリンクがあれば解説を参照できます。

遊行寺坂への出口を出たら左へ、坂を約30ｍ上ります。
観察を終えたら坂を下り、遊行寺交差点を過ぎて二つ目び脇道を右へ。すぐにふじさわ宿交流館前に至ります。

No.	名称	説明
--	旧藤沢宿	旧東海道の６番目の宿場で、江戸から48km(12里12丁)、京から445㎞(113里8丁)。遊行寺坂途中の江戸見付から台町の京見付まで長さ1.3㎞(12町17間)。旧鎌倉郡大鋸町と旧高座郡大久保町・坂戸町で構成されました。周辺では旧鎌倉道・旧江ノ島道・旧大山道などが交差・分岐、近世東海道が成立する1601(慶長6年)以前から交通の要所でした。東海道を西に進む場合、江戸見付を過ぎて右折、現ふじさわ宿交流館の前で左折、遊行寺を背にして現遊行寺橋(旧大鋸橋)を過ぎて右折、俗に一丁三曲りを経て宿場の中心部に入りました。
1	藤沢本町駅	改札口は一ケ所です。駅前の道を右へ。踏切を過ぎ最初の十字路を左へ。突き当りの自動車通りが旧東海道、手前歩道を左(江ノ島方面)へ。
2	藤沢宿京見付	約60ｍ先に案内を確認できれば、正しい方向に進んでいます。
3	白旗神社・検校道標	約250ｍ先の白旗交差点を左へ逸れると、前方に神社が見えます。適当に横断。本殿は正面の小高い丘上、検校道標は丘の左裾の庚申塔群の一番手前。
4	義経首洗井戸	白旗交差点まで戻ります。左側歩道の約40ｍ先、本町白旗交番脇の路地奥。
5	永勝寺・盛女の墓	白旗交差点まで戻って右側歩道に横断。約150ｍ先の農協ビル先を右に折れて約100m、左手に山門が見えます。山門を入って直ぐ左手に墓、飯盛女を弔うのは珍しいとか。
6	荘厳寺	旧東海道に戻り、約30ｍ先を右に折れて突当り。宿内で最も古い寺院の一つ。
7	藤沢公民館分館	旧東海道に戻り、約50ｍ先右手。街歩きの目印。トイレ利用可。
8	弁慶塚	分館先を右に折れ、荘厳寺裏辺りの左手路地奥。常光寺墓地の最奥、こちらが分かりやすい。小祠の中に塚、案内はありません。
9	常光寺・庚申供養塔	旧東海道に戻り約50ｍ先を右に折れて突当り。本堂左脇に市指定文化財「庚申供養塔」２基。
10	旧桔梗屋	旧東海道に戻り約350ｍ先、途中で左側歩道に横断。茶・紙問屋を営んだ旧家、黒漆喰仕上げの構えは旧宿場の雰囲気を留めます。
11	遊行寺橋(旧大鋸橋)	約130ｍ先で左折、直ぐです。
12	ふじさわ宿交流館・高札場(復元)	ふじさわ宿交流館は、藤沢宿の歴史・文化等に関する情報収取、休憩・トイレ利用が可能です。周辺を辿って再びこの地点に戻ります。情報収集などは前後いずれでも良いでしょう。
13	遊行寺惣門(総門)	大きな黒の冠木門。右の柱に「時宗総本山」、左の柱に「清浄光寺」の木札。遊行寺は通称、正式には藤澤山(とうたくさん)無量光院清浄光寺。
14	真浄院・板割浅太郎墓	墓は惣門を入ってすぐ左手の墓地の中。真浄院は真徳寺より先。
13	真徳寺・検校道標	道標は境内に入り、左前方の十三重塔の根元に上半分が確認できます。下半分は定かでありません。
15	清浄光寺(遊行寺)・敵味方供養塔	遊行寺の見所は多々ありますが、本堂と供養塔以外は時間を見計らって観察。供養塔は、室町時代に勃発した上杉禅秀の乱の敵味方の戦没者を弔うもの、同類の碑では最古と云われます。
16	長生院・小栗判官墓・照手姫墓	本堂脇から長生院までは片道約150ｍ。
17	藤沢宿江戸見付
18-20	欠番
21	北向き地蔵
22	妙善寺正宗稲荷大明神	境内に正宗稲荷大明神が鎮座
23	藤沢御殿跡	更地で案内板すらありません
24	地蔵院